午後のお茶のひとときのために、お茶の準備をする。茶器をセットし、お湯を沸かす。お湯が沸くのを待っているあいだ、わたしは悪の組織を3つほど粉砕する。お湯がわき、温度を調整してから茶器にお湯を注ぐ。蒸らしの時間があるので、巨大にふくらんだ正義の活動をことごとく踏み潰してから戻ってくる。お茶をカップに注ぎ、一口飲む。ほうっと息を吐く。これこそが人生における幸福である、そんな確信を深める。